えっ… 『ケムい』のって実害にならないの???

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2017/04/post-18c8.html
『やあ、僕だよ。久しぶり。 極東ブログ

記事中で「もし定説ほど受動喫煙の害がなかったら」という仮定から「嫌煙運動は感情的な正義の暴走かもしれない」的な、いつもの逆張り論に落ち着いているんですが。

えっ・・・ナニ、「ケムい」のは肉体的な被害に入んないの?
いや立派な実害でしょそれ、気分の問題とかじゃないですよ。
少なくとも、喫煙者を嫌ってるから過剰反応ではないか…みたいな話に仕立てるのはどうよ。

基地騒音訴訟とかで確立しているように「うるさい」とかも立派な実害ですよ。
電車で子供が泣くとかに適用されないのは、社会運営上で不可避だとか、受忍限度内だとかいう事情の合意があるからで。
喫煙に、そういう「不可避的な事情」とかないですよね。
少なくとも、健康に超悪いのでなきゃ嫌煙は我儘だ…と切って捨てる程には。

要するに、嫌煙という社会合意が成立しつつあるのに対して、なんか嫌味が言いたいというだけなんではないかと。「ちょっと気に食わないから」

そも「定説が覆ったなら」の前提の話は「覆ってなければ」の話と等価のはずなんですけど…今はまだ有害説が科学的な公式なのだし。
何でまた、現状の科学的社会認識(合意)と食い違うものをデフォ扱いに「社会感情は非科学的」みたいな論調に纏めてんですかね。(言い切ってないからセーフですか)